turbiti用 ポンプ

turbiti用推奨ポンプは、あくまでもガイドラインであり、ポンプの有効性は給水設備全体の状況によって異なります。
そのため、常に適切な揚程計算を行ってください。

turbiriナノバブル発生器に適したポンプを選択することは重要です。ポンプの揚程が低すぎると性能が低下し、高すぎると空気や酸素をturbitiに取り込むのが難しくなります。どのポンプを使えばよいかという質問をよく受けます。すべての給水設備と同様に、設置状況を正しく計算する必要があります。影響を与えるパラメータは、パイプの距離、ポンプで水を汲み上げる必要がある高さ、放水する水の深さなどです。また、エルボ部材の数も重要です。装置内のカーブする部分には余分なポンプ圧が必要になるからです。

一般的に、acnitiは常に3相ポンプと周波数ドライブの組み合わせを推奨しています。周波数ドライブは3相ポンプを加速または減速することができます。これによりガスと水の流れの両方が同期するように、必要な圧力設定を正確に微調整することができます。acnitiでは3つの異なる圧力設定を使用しています:

  • 低圧 75 kPa 11 psi
  • 中圧 140 kPa 20 psi
  • 高圧 > 350 kPa 50 psi

ガス源との互換性のために、これらの3つの圧力設定を参照しています。低圧のturbiti設定は、エネルギーにやさしく、標準的な酸素濃縮器と併用できます。中圧にはブースタ付きの酸素濃縮器が必要です。ブースタなしで140kPa(20psi)を供給できる酸素濃縮器もありますが、そのほとんどは酸素流量を減らして供給しています。高圧用途はフルブースタ酸素濃縮器で動作します。acnitiは350kPa(50psi)より高い圧力を推奨していません。これは、日本では一種の「業界標準」として、この圧力でナノバブルの濃度が最も高いと確認されているからです。

社内テストでは、荏原製作所とグルンドフォス社製の各種水平渦巻ポンプを使用しています。下の表では、さまざまなturbitiに適した推奨ポンプを紹介しています。当社の社内テストは水頭損失を最小限に抑えて行われていますので、ポンプを選択する際はこの点にご留意ください。