投稿: 2020年4月29日
編集済み: 2023年8月8日

パートナーForeport台湾:酸素ナノバブル育苗の良好な結果

Foreportについて

growing with nanobubbles black leaf lettuce 4 weeks

acnitiのパートナー企業であるForeportは、1979年台北に本社を設立しました。 Foreportは園芸商品の輸出入を専門としています。これには、種子、植物、球根、および関連する材料と設備が含まれます。 技術チームが台湾の生産者に提供するサービスに加えて、タオユアン、プリ、チンジンに3つの農場を持っています。農場にある温室の主な機能は、新品種の試験、苗木の生産、根切り、球根や関連材料の保管です。Foreportは、turbitiナノバブルジェネレータの販売設置および顧客サポートのため、2019年にacnitiパートナーとなりました。

2019年12月から2020年2月まで、Foreportは野菜苗を用いた商業的なナノバブル試験を行いました。目的は、タービティ水中ナノバブルミキサのパワーを顧客に示すことでした。

調査

台湾は暑くて湿度の高い気候で知られています。12月、1月、2月では、光と温度が異なります。 この期間中、すべての植物の成長は自然光の量によって定められます。栽培中のすべての作物は、冬季の成長が鈍くなります。 成長制限要因である弱い自然光下にもかかわらず、ナノバブル酸素水で処理された植物と、通常の水で成長した作物の性能には、大きな違いが見られました。

調査設定

growing with nanobubbles black leaf lettuce 6 weeks
growing with nanobubbles black leaf lettuce 6 weeks close-up
  • 栽培地:台北西部
  • 水槽容量:15m3
  • 水槽に1台のturbiti737水中ナノバブルミキサを設置
  • 試用期間:2019年12月5日~2020年2月15日
  • 播種期間:2019年12月4~2019年12月31日
  • 3インチのポットに移植
  • 移植後育苗期間:2020年1月1日~2020年2月15日
  • 監査機関:Foreportおよび政府研究所

溶存酸素6.5ppmの水をタンクへ注水。15トンの水に対して、turbiti水中ユニットを4時間稼働。溶存酸素はタンク内で20ppm。灌漑システム流水中の損失は10%弱相当。すなわち、温室の苗の根周辺DOは18.3ppm程度。灌漑間隔は、栽培中は通常の栽培と同頻度であった。

観察結果と結論

young plant root hair development with nanobubbles
  • ナノバブルで処理された苗木は、より強力な根系を発達させたため、暑い夏場の生存率が高くなることが期待できます。
  • 移植後3週目には、処理されていない場合の苗に比べ、処理された植物は大きくなります。
  • 6週目に収穫された野菜は、無処理の場合よりも約25〜30%重くなります。

移植後6週間のO2ナノバブル処理 あり/なし 双方の栽培結果

品目処理備考丈 (cm)葉数重量 (g)
Brassica rapa var. perviridisナノバブルO2-O216.48.525.9
(小松菜 komatsuna)無処理CK-CK15.38.420.4
Brassica chinensis LinnナノバブルO2-O212.012.131.2
(青江菜 spoon kool)無処理CK-CK10.411.924.6
レタス "black leaf"ナノバブルO2-O214.58.026.6
(黑葉)無処理CK-CK12.67.920.4

試験データ・画像 提供元 Foreport Enterprises Ltd. 台湾

おすすめ関連製品